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動物性タンパク質の摂取量が多いと2型糖尿病になりやすい。植物性はU字型のラインを描く

(2018年6月) "European Journal of Nutrition" に掲載されたメタ分析で、動物性タンパク質の摂取量が多い人は2型糖尿病になりやすいという結果になりました。
Long-Gang Zhao et al. "Dietary protein intake and risk of type 2 diabetes: a dose–response meta-analysis of prospective studies"

メタ分析の方法

タンパク質摂取量と2型糖尿病になるリスクとの関係を調べた8つの前向きコホート研究(2018年3月20日までに発表されたもの)のデータを分析しました。 データに含まれる2型糖尿病の症例数は3万4千件超でした。

結果

タンパク質で摂るカロリーが5%(*)増えるごとに、2型糖尿病になるリスクが9%増加していました。

タンパク質を動物性のものと植物性のものとに分けてデータを分析すると:
  • 動物性タンパク質で摂るカロリーが5%(*)増えるごとに、2型糖尿病になるリスクが12%増加していました。
  • 植物性タンパク質の摂取量と2型糖尿病になるリスクとの関係を示すグラフがU字型となりました(摂取量が少量~中程度にかけてリスクが減ってゆき、中程度~大量にかけてリスクが増えてゆく)。 2型糖尿病のリスクが最も低くなるのは、摂取カロリーのうちの6%ほどを植物性タンパク質で摂る場合でした。
(*) このパーセンテージは摂取カロリーに占める割合のことだと思います。