コーヒーの飲用で原発性硬化性胆管炎のリスクが減少

米国の Mayo Clinic の研究により、コーヒーを日常的に飲んでいる人で自己免疫性肝臓疾患である原発性硬化性胆管炎(PSC)のリスクが減少していることが明らかになりました。

PSC は胆管に炎症と線維症が生じるという病気で、肝硬変や、肝不全、胆道ガンなどの原因になります。

この研究では、PSCおよび原発性胆汁性肝硬変(PBC)の米国人患者のグループと、そのような症状の無い患者たちのグループ(対照群)を調査しました。

その結果、コーヒーの飲用している人では、PSC のリスクは減少していました。 PSC の患者では、コーヒーを決して飲まないという人の率が、対照群よりも非常に高く、さらに、人生においてコーヒーを日常的に飲んでいる期間についても、PSC の患者グループよりも対照群のほうが20%も多かったのです。

一方 PBC については、コーヒー飲用と疾患リスクとの間に関係は見られませんでした。

今回の結果から、PSC と PBC が従来考えられているよりも性質の違う病気であることが示唆されます。