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日本が歴史的に中国に敵意を抱いてきた原因に関する心理学的な仮説

(2016年8月) "Journal of Psychohistory" に掲載された論文(のアブストラクト)において、中国人と思われる研究者が極度に主観的な中国人の視点で、最近の日中間の緊張の高まりの原因が日本人が中国人に抱く劣等感などにあると主張しています。
健康に関するニュースではありませんが、ニュースを探していて論文が目に留まりました。
論文の概要

論文ではまず、日中間の緊張が高まっていて戦争の危険すらあると述べています。 ただし、日中間の緊張が高まっている理由については触れていません。

次に著者は 「日本が歴史的に中国を7回も攻撃したのに対して、中国は一度も日本を攻撃したことがない。 人的および金銭的に莫大な犠牲を出しながらこのようなことをする日本は非合理的だ」 と述べています。

そして日本がこのように中国に対して非合理的に振る舞う理由として、次のような心理学的な説明を挙げています:
  1. 投影による病的な攻撃性
  2. ツァイガルニク効果(*)による集団的な強迫観念
  3. 自国が弱いという意識によりかき立てられる攻撃性
  4. 国家的な劣等感
  5. 文化的なナルシシズム
  6. エディプス・コンプレックスにも似た親文化(中国文化)に対する憎しみ
(*) ウィキペディアによると、達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。
解説

まず、日中間の緊張が高まっていることを認め、戦争になる危険性すらあると述べることで、現状を改善する必要があることを暗に述べています。

そして、「その緊張の原因や戦争の危険性の責任は、すべて日本の振る舞いが原因だ。日本がそのように振る舞うのは、日本が中国に対して文化的あるいは国力的に劣等感を抱いているためだ」と日本を貶めつつ自国の正当性を主張をしています。

つまり、「現状に問題があるのは認めるし放置しておくと危険だが、この現状の原因は100%日本だから日本が態度を改めろ。 文化的にも国力的にも劣るくせに」 と言いたいのでしょう。 学問の皮をかぶった中国のプロパガンダですね。