カボチャの栄養と健康効果

(2015年11月) カリフォルニア大学ロサンゼルス校の栄養学者によると、低カロリーで食物繊維・ビタミン・ミネラル・抗酸化物質をたっぷり含んでいるカボチャには様々な健康効果が期待できます:

ガン予防

米国立衛生研究所(NIH)によるとβカロチンなどの抗酸化物質を豊富に含む食品には一部の種類のガンを予防する効果がありますが、カボチャもそんな食品の1つです。

複数の研究で、βカロチンを豊富に含む食事をしている人は乳ガンや前立腺ガンになりにくいことが示されています。 βカロチンには皮膚ガンを予防する効果もあるかもしれません。

ただし重要なのは、βカロチンをサプリメントなどではなく食事から摂るということです。 サプリメントのβカロチンには食事に含まれるβカロチンと同等のガン予防効果が無いと思われます。

視力改善

カボチャに豊富に含まれるビタミンAは視力の維持に有益です。 カボチャを1カップ食べるだけで一日所要量の2倍ほどのビタミンAを摂れます。 カボチャには抗酸化物質も含まれているため、白内障や黄斑変性の予防にも威力を発揮してくれることでしょう。

カリウム補給

カリウムは心臓の健康の維持・汗をかいた後の電解質補給・高血圧対策・脳卒中リスクの低減などにおいて重要となるミネラルですが、カボチャにはこのカリウムがたっぷりと詰まっています。

カリウムが多いことで有名なバナナのカリウム含有量が1カップ(240cc)あたり422mgなのに対して、加熱調理後のカボチャには1カップあたり505mgのカリウムが含まれています。

ただし、腎臓に問題がある人はカリウムの摂り過ぎに注意が必要です。

免疫力の強化

カボチャに含まれるビタミンC・ビタミンA・カリウム・鉄分には、免疫力を強化する効果が期待できます。 カボチャは風邪予防にも向く食べ物だと言えるでしょう。

食物繊維

カボチャのピューレの缶詰には1カップあたり8gの食物繊維が含まれています。 これは全粒小麦で作ったパン2切れに含まれるよりも多い量です。 食物繊維を多く含む食品は満腹感を与えてくれます。

カボチャを加工した製品を買うときには成分表示をチェックして、保存料や砂糖など余計なものが添加されていないことを確認しましょう。 製品の外見だけでは見分けが付かないことがあります。

マグネシウム補給
カボチャの種にはタンパク質のほかマグネシウムなどのミネラルがぎっしりと詰まっています。 マグネシウムは心臓・血管・腸の機能を助けてくれます。 カボチャの種はコーンフレークなどに混ぜたり、サラダに振りかけたりするほか、すり潰してパスタのソースに使っても美味です。