閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

喉の渇きを癒やすには氷菓子を口にすると良い

(2017年8月) "Physiology & Behavior" 誌に掲載されたヴァーヘニンゲン大学(オランダ)の研究によると、喉の渇きを癒すにはアイス・キャンディーなどの氷菓子が一番です。 冷たくて風味が付いている固形物が、喉の渇きを癒やす効果がもっとも高かったのです。

ただし逆に言えば、少量の水分で喉の渇きが治まるということは水分摂取が不十分な状態で満足してしまうということなので、喉が乾いているときに氷菓子を食べると水分補給量が不十分となる恐れがあります。

研究の方法

平均年齢25.7才の被験者45人(女性37人)の喉が乾いているときに、風味(*)のついたアイス・キャンディー・風味のついた飲料・氷のかけら・普通の水(量はいずれも10ml)を口にして、いずれが喉の渇きを止める効果が高いかを100点満点で評価してもらいました。
(*) ミントやレモン、ラズベリーの風味。

結果

次のような結果でした:
  • 冷たい固形物: 56点
  • 冷たい液体: 53点
  • 風味が付いているもの: 56点
  • 風味の付いていないもの: 53点

したがって、風味が付いていて冷たい固形物であるアイス・キャンディーが、喉の渇きを癒す効果が最も強いということになります。 糖分の含有量が少ないアイス・キャンディーでも喉の渇きを癒す効果は低下しませんでした。

解説

飲食物が喉の渇きを癒やす効果は、飲食物に含まれる水分が体に吸収する前の時点でも、飲食物の性質によって異なると考えられます。 唾液が分泌されたり、口腔内が冷えたり、酸味を感じたりすることで喉の渇きが軽減されるはずだからです。 今回の研究でも、アイス・キャンディーを口にすることで唾液の分泌量が増加していました。

関連研究

  • "Plos One"(に掲載された研究では、よく冷えた炭酸水で喉の渇きがピタリと治まるという結果になっています。
  • "American Journal of Physiology" に掲載された研究(マウス実験)では、喉が渇いているときに異性化糖(ブドウ糖果糖液糖など)が入った水を飲むと腎臓にダメージが生じることが示されています。 異性化糖はコーラやポカリスエットなどの清涼飲料水だけでなく「ガリガリ君」などの氷菓子にも使われています。
Copyright (c)2013-2017 最新健康ニュース All Rights Reserved.