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キヌアとは

キヌアの概要

キヌア(Chenopodium quinoa)は、ヒエや、アワ、キビなどと同じ雑穀の一種で、主にペルーとボリビアで栽培されてきたほか、1980年代からは北米でも栽培されて市販されるようになっています(日本でも入手可能です)。 ホウレン草と同じアカザ科の植物ですが、種が食用になります。

キヌアの実はサポニンという毒性のある物質を含有する苦い層に包まれているので、これを除去して食べます。

栄養価

キヌアはコロンブスがやって来る以前からアンデスの原住民が食用にしていた雑穀で、現在でも、その栄養価は高く評価されています。

キノア 100g中に含まれるデンプン質の量は52gです。 キヌアにはグルテンが含まれていない(グルテン・フリー)ことから、セリアック病の人も食べられると考えられます。

さらに、タンパク質の含有量が14%と穀物にしては多い上に、アミノ酸スコアも優れています(9種類の必須アミノ酸すべてを含んでいる)ことから、肉類を摂らない菜食主義者にもぴったりの食品だと言えるでしょう。

様々な環境で栽培可能

キヌアは元々アンデス山中で栽培されていたくらいですから、平地から海抜 4000m 超の高地まで場所を選ばず栽培することができます。 キヌアには複数の品種が存在し、幅広い気温(-4℃~35℃)や降水量に適応します。 現時点では生産量も少なく高価な雑穀ですが、今後の普及が期待されます。

「キノア」と「キヌア」
学名が「キノア」なのに日本語で「キヌア」となっているのは、原語であるスペイン語(ペルーやボリビアで使われている言葉)の "quinua" をそのまま輸入したためでしょう。