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読書を好まないのは読書が苦手だから

(2018年4月) "Journal of Child Psychology and Psychiatry" に掲載されたアムステルダム自由大学などの研究によると、子供の読書量は読書力に依存し、読書力には遺伝子が大きく影響するようです。

研究の方法

オランダに住む7.5才の双子1万1千人超(一卵性が2千組超で二卵性が4千組弱。男女比はほぼ半々)の母親を対象に、子供の読書量(読書に費やす時間や1週間あたりに読む本の数)や読書力に関するアンケート調査を実施しました。 子供の読書力の評価には、学校の国語の成績や読解力テストの成績も盛り込みました。

結果

主な結果は次の通りです:
  • 読書力は遺伝的な要因の影響が大部分である。
  • 読書量は遺伝的な要因と環境的(後天的)な要因に同程度に影響される。
  • 読書量が読書力に影響するというよりも、読書力が読書量に影響するのだと考えられる。
ただし、研究チームは次のようにも述べています:
「読書量を増やすのが読書力の改善に役立たないわけではない。子供に読書を推奨すると良い」