閲覧以外でのコンテンツの利用をお考えの方は引用・転載をするときのルールをご確認ください。
Copyright (c)2013-2017 最新健康ニュース All Rights Reserved.

米国で推奨睡眠時間が改定されました

(2015年2月) "Sleep Health" 誌に National Sleep Foundation(米国)が新たに推奨する年齢層別の睡眠時間が発表されています。 この新しい基準は米国の睡眠学・解剖学・生理学・小児科学・神経学・老年学・産婦人科学の専門家により決定されたもので、これらの学会の同意を得たうえで発表されました。

新しい推奨睡眠時間は、過去のものよりも適切な睡眠時間の幅が広くなっています。 また、必要睡眠時間の個人差を考慮して「準推奨時間(May Be Appropriate)」というレンジが新たに設けられました。

年齢層別の新しい推奨睡眠時間は以下の通りです:

年齢層 旧推奨時間 新推奨時間(準推奨時間)/日
新生児(生後0~3ヶ月) 12~18時間 14~17時間(11~19時間)
乳幼児(生後4~11ヶ月) 14~15時間 12~15時間(10~18時間)
幼児(1~2才) 12~14時間 11~14時間(9~16時間)
未就学児(3~5才) 11~13時間 10~13時間(8~14時間)
小学生(6~13才) 10~11時間 9~11時間(7~12時間)
中高生(14~17才) 8.5~9.5時間 8~10時間(7~11時間)
青年(18~25才) 7~9時間(6~11時間)
成人(26~64才) 7~9時間(6~10時間)
老年(65才以上) 7~8時間(5~9時間)

  新しく設けられた年齢区分なので旧推奨時間はなし。
  変更なし。
乳児~高校生向けの推奨睡眠時間
2016年6月には米国睡眠医学会が "Journal of Clinical Sleep Medicine" に、乳児~高校生向けの推奨睡眠時間のガイドラインを次のように発表しています。
年齢層 推奨時間
生後4ヶ月まで 不定(個人差が大きい)
生後4~12ヶ月 12~16時間(昼寝を含む)
1~2才 11~14時間(昼寝を含む)
3~5才 10~13時間(昼寝を含む)
6~12才 9~12時間
13~18才 8~10時間

米国睡眠医学会によると、十分な睡眠は子供の注意力・振る舞い・学習能力・心身の健康を維持するうえで大切であり、睡眠が不足すると肥満・糖尿病・事故・抑鬱のリスクが増加します。 10代の子供では自殺や自傷のリスクも増加します。

この推奨睡眠時間は、睡眠時間と子供の健康の関係について調べた864の研究に基づき作成されたもので、米国小児学会・睡眠学会・米国 睡眠技士学会も賛同しています。

米国胸部学会が推奨する成人の睡眠時間
2015年6月に "American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine" に掲載された声明において米国胸部学会は、成人の1日あたりの睡眠時間を6時間超~9時間以下とすることを推奨しています。