獣肉をよく食べる女性は子宮内膜症になりやすい

(2018年6月) "American Journal of Obstetrics & Gynecology" に掲載されたハーバード大学などの研究で、動物性タンパク質の摂取量と子宮内膜症(子宮内膜が卵巣など子宮以外の場所に生じる病気)になるリスクとの関係が調査されています。
Ayae Yamamoto et al. "A prospective cohort study of meat and fish consumption and endometriosis risk"

研究の方法

米国に住む閉経前の女性8万2千人弱を対象に、4年ごとに赤身肉・鶏肉・魚介類・卵の摂取量などに関するアンケート調査を行いつつ、子宮内膜症の発生状況を平均12年間ほどにわたり追跡調査しました。

結果

追跡期間中に 3,800件の子宮内膜症が発生しました。

赤身肉を2回/日超食べるグループは1回/週以下しか食べないグループに比べて、子宮内膜症になるリスクが56%増加していました。

加工された赤身肉(ソーセージやハム、ベーコンなど)よりも未加工の赤身肉(生鮮肉)のほうが子宮内膜症のリスク増加が明確でした。

鶏肉・魚介類・卵の摂取量と子宮内膜症リスクとのあいだには関係が見られませんでした。

解説

動物性食品はステロイド・ホルモンの体内量に作用して子宮内膜症のリスクに影響する可能性があります。