赤ワインが歯周病や虫歯の予防に有効かも

(2014年5月) "Journal of Agricultural and Food Chemistry" に掲載された研究によると、赤ワインに歯周病や虫歯の原因菌を殺す効果があるかもしれません。

この研究では、口腔内の細菌叢を模した細菌群(mouth-mimicking bacteria)を培養して、それをバイオフィルム(細菌が自ら作り出した高分子膜に守られるコロニー。 歯垢もその一種)ごと、次の各種の液体に浸してみました: 赤ワインや、アルコールを抜いた赤ワイン、グレープシード(ブドウの種)抽出物を加えた赤ワイン、水、濃度12%のエタノール(飲用のアルコール)など。

その結果、バイオフィルムに住む細菌の除去に効果があったのは、①赤ワイン、②アルコールを抜いた赤ワイン、③グレープシード(ブドウの種)抽出物を加えた赤ワインの3種類でした。

過去の研究では、ポリフェノール類(赤ワインにも含まれる)に細菌の成長を鈍らせる作用のあることが示唆されています。

将来には、赤ワインの成分を用いたマウスウォッシュや歯磨き粉が開発されるかもしれません。