離婚した女性は再婚後にも依然として心臓発作のリスクが高い

(2015年4月) "Circulation: Cardiovascular Quality and Outcomes" 誌に掲載されたデューク大学(米国)の研究で、離婚した女性は再婚後にも依然として心臓発作のリスクが高い水準にあるという結果になりました。

研究の方法
この研究では、1度は結婚したことのある45~80才の男女 15,827人を対象に、1992~2010年にわたって2年おきに婚姻状態と健康状態に関する聞き取り調査を行いました。 1/3ほどの人が18年間のうちに1回以上離婚していました。
結果
  1. 全体で見ると女性よりも男性の方が心臓発作のリスクが高かったのですが、離婚による心臓発作のリスク増加率は女性の方が大きい傾向にあるようだった( ただし、この男女差は統計学的に有意と言えるほどではなかった)。
  2. 男性の場合、離婚回数が1回の人は離婚経験の無い人と同程度の心臓発作リスクで、複数回の離婚を繰り返した人でのみ心臓発作のリスクが増加していた。
  3. 複数回の離婚を繰り返した女性では、離婚したことの無い女性に比べて心臓発作のリスクが2倍近くに増加していた。
  4. 男性では心臓発作リスクが再婚後に離婚していない男性と同程度にまで戻っていたのに対して、女性では再婚後にも心臓発作のリスクが高いままだった。
2と3は、離婚したのち再婚していない人に限った話でしょうか。
離婚は大きなストレスの原因であり、離婚した人には健康問題が生じがちであることが知られています。