閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

C型肝炎が治った人は、人並み以上に心が元気

(2017年11月) "Journal of Advanced Nursing" に掲載されたオスロ大学の研究によると、C型肝炎の治療に成功すると人並み以上に心が元気になります。

研究の方法

ノルウェーまたはスウェーデンに在住でC型肝炎(*)の治療に成功(†)してから9年間が経過した患者104人(平均年齢48才。61%が男性)と、この104人と年齢において釣り合いが取れている健常者 1,500人弱とを対象に、希望の程度を測るアンケート調査を行いました。

(*) ウイルスの遺伝子型が2型または3型のもの。 日本人に多い(70%)のは1型のC型肝炎。

(†) C型肝炎ウイルスが陰性の状態が持続している。

結果

希望の程度を測るアンケートにおいて、健常者のグループよりもC型肝炎の治療に成功したグループのほうが高いスコア(心が元気)でした。 質問項目ごとに見ても、12の項目のうち11の項目で健常者グループよりも高いスコアでした。

アンケートの質問項目

今回の研究で用いられたアンケートでは、次の質問に4段階(まったく当てはまらない・当てはまらない・当てはまる・非常に当てはまる)で回答します:
  1. 人生の見込みが有望か?
  2. 短期的あるいは長期的な目標があるか?
  3. 孤独を感じているか?
  4. 困難のさなかにあっても可能性を見いだせるか?
  5. 心が休まる信じられるものがあるか?
  6. 将来に恐れを抱いているか?
  7. 楽しかったときのことを思い出せるか?
  8. 内面的な強さを持っているか?
  9. 愛情や思いやりを与えたり受け入れたりできるか?
  10. (人生的な意味で)方向感があるか?
  11. 可能性を毎日感じているか?
  12. 自分の人生に価値があると感じているか?