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高齢者の死亡リスク低下には筋力トレーニングも有効

(2016年3月) "Preventive Medicine" 誌に掲載されたペンシルバニア州立大学などの研究によると、高齢者の死亡リスク低下に筋力トレーニングが有効かもしれません。出典: Strength Training Helps Older Adults Live Longer

有酸素運動だけでなく筋力トレーニングも死亡リスクの低下に有効であることを示す研究は複数存在しますが、これらはいずれも比較的小規模なものです。 この研究では米国全土にまたがるデータを用いて、筋力トレーニングと死亡リスクの関係を調べました。

研究の方法

"1997-2001 National Health Interview Survey" と呼ばれる調査データに含まれる65才以上の高齢者3万人超の15年分のデータを分析しました。

結果

データ期間中に3万人超のうち31.6%が死亡しました。 筋力トレーニングを週に2回は行うという高齢者は9.6%でした。

筋力トレーニングを週に2回は行うというグループは、そうではないというグループに比べて総死亡リスク(死因を問わない死亡リスク)が46%(*)低下していました。 筋力トレーニング以外の運動習慣や病歴を考慮しても筋力トレーニングと死亡リスクとの関係は消滅しませんでした。
(*) 36%かもしれません。 アブストラクトの文中でも「46%」となっていますが、統計学上のオッズ比を記載する部分で「0.64」となっています。1-0.64=0.36なので、この部分を見れば36%のリスク低下ということになります。