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心拍数が多いと高血圧と心不全になりやすい。 ただし男性に限る?

(2017年12月) 鄭州大学の研究グループが "Journal of Hypertension" に発表したメタ分析によると、心拍数が多い男性は高血圧と心不全になりやすいかもしれません。

研究の方法

高血圧や心不全になるリスクと心拍数との関係について調べ 2017年6月までに発表された30の研究(高血圧が13と心不全が17)のデータを分析しました。

結果

安静時の心拍数が1分あたり10回増えるごとに、高血圧になるリスクが11%および心不全になるリスクが19%増加していました。

ただし、男女別に分析すると、高血圧や心不全になるリスクと心拍数とのあいだに統計学的に有意な関係が認められたのは男性だけでした。 したがって、女性では心拍数が多くても高血圧や心不全のリスクが増加していなかったということになります。

RHRの正常な範囲は?

RHRは一般的には50~100回/分の範囲にありますが、健康な人でもRHRが50回/分を下回ることがあります。

今回のメタ分析で、どの程度のRHRを起点としてRHRが10回増えるごとに高血圧や心不全のリスクが11%あるいは19%ずつ増えてゆくのかは不明ですが、たぶん50回/分ぐらいを起点とするのではないでしょうか。