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レスベラトロールによる SirT1 活性化がアルツハイマー病に効果

(2013年10月) "The Proceedings of the National Academy of Sciences" に掲載された研究によると、レスベラトロールによる SirT1 の活性化がアルツハイマー病に対して有効だと考えられます。

アポリポ蛋白質というタンパク質を作る遺伝子に APOE4 という変異のある人ではアルツハイマー病のリスクが増加すると考えられていますが、この研究では以下が明らかになりました:
  1. APOE4 によって SirT1 が劇的に減少する(培養した神経細胞と、アルツハイマー病患者から採取した脳のサンプルで確認)。
  2. SirT1 の量を増やすことで ApoE4 による病変、およびリン酸タウとβアミロイド(どちらもアルツハイマー病に関与している)の生成を防げる。
  3. SirT1 を増やすのにレスベラトロールが有効である。
APOE4 は、25%ほどの人が1つ持っており、2.5%の人が2つ持っています。 後者では、アルツハイマー病を発症するリスクが10倍になります。 また、アルツハイマー病の患者の2/3が APOE4 を持っています。