(2019年5月) 大腸ガンなどの予防に食物繊維が豊富な食生活が有益であることが知られていますが、"Cell Reports" 誌に掲載されたルクセンブルク大学の研究によると、大腸ガンの進行抑制にプロバイオティクスと食物繊維の組み合わせが有望かもしれません。(出典: Right combination of diet and bacteria limits cancer progression)
研究の方法
Human-Microbial X-talk(リンク先はイメージ図を掲載している論文)と呼ばれる装置を用いて、ヒトの腸細胞と腸内細菌を同時に培養して、ラクトバチルス・ラムノサスGG菌(LGG菌)のみの場合とLGG菌&食物繊維の場合とで大腸ガン細胞への影響を調べました。