勉強などで集中したいときに最適な部屋の色

(2016年6月) カーティン大学(オーストラリア)の研究によると、勉強をする部屋の内装の色によって集中力に差が出ます。出典: What colour room should you study in?

研究の方法
被験者の学生たちに、内装の色が異なる6種類の部屋(*)で大学の国語の入試問題に解答してもらいました。
(*) 青色・青色・赤色・黄色という4種類の色を濃淡を変えて組み合わせた6種類。
結果

濃い赤色や黄色を使った部屋で問題を解いたときの方が成績が優秀でした。

学生たち自身は濃い赤色や黄色よりも淡い色のほうがリラックスできるという意見で、2/3の学生は濃い赤色は落ち着かないので嫌だと回答しましたが、学生たちの集中力は赤色や黄色の時のほうが向上していました。

コメント
研究者は次のように述べています:

「大部分の学生は、淡い色の方が落ち着いてリラックスできるので学習環境にふさわしいという意見でした。 しかし、気分が落ち着いてリラックスできるというのは熱心に勉強するのには不向きで、少し落ち着かないくらいの方が集中力が増すのかもしれません」

「部屋の色が濃い方が成績が良かったのは、濃い色によって神経が刺激されて覚醒するためだと考えられます。 作業(勉強)を退屈と感じるのであれば尚のこと、部屋の色を赤色にして頭を刺激すべきなのです」
解説
過去の複数の研究で、青色や緑色よりも赤色や黄色の方が刺激的であることが示されています。 例えば、室内が赤色や黄色のときには学生の脈拍数が増加しますが、青色のときには減少します。