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飽和脂肪で肥満しやすい遺伝子

(2015年2月) "Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics" に掲載されたタフツ大学(米国)の研究によると、肉や乳製品などに多く含まれる飽和脂肪によって肥満しやすい体質というのがあるようです。

この研究で米国に住む白人男女 2,800人のBMIと肥満に関連する63種類の遺伝子を調査したところ、特定の遺伝子群に変異体がある人に限って飽和脂肪酸の摂取量が多いとBMIが高いという傾向が見られたのです。

ただし、遺伝子変異体の有無に関わらず、(不飽和脂肪酸を含む)脂肪の総摂取量が多い人ではBMIが高い傾向にありました。

研究者によると、飽和脂肪酸によって肥満しやすい体質であるかどうかというのは飽和脂肪で満腹感を感じやすいか否かという問題かもしれません。
一定量の飽和脂肪で脳が満腹感を感じるか否かを遺伝子が左右していて、遺伝子的に少量の飽和脂肪で満腹感を感じる人は飽和脂肪が含有される食品を少し食べただけでお腹が一杯になるけれど、飽和脂肪を大量に摂らないと満腹感を感じられない遺伝子の持ち主はなかなかお腹が一杯にならないので食べ過ぎてしまって太るということなのでしょう。