サウナ浴に男性の認知症を予防する効果?

(2016年12月) "age and ageing" 誌に掲載された東フィンランド大学の研究によると、サウナ浴が認知症の予防に有効かもしれません。

研究の方法
42~60才の健康な男性 2,315人のサウナ利用頻度を調べて、認知症の発症リスクを20年間超にわたり追跡調査しました。 データの分析においては、認知症の発症リスクに関与する要因(*)を考慮しました。
(*) 年齢・飲酒習慣・喫煙習慣・BMI・血圧・心筋梗塞の病歴・安静時心拍数・LDLコレステロール値。
結果

追跡期間中に認知症と診断されたのは204人、アルツハイマー病と診断されたのは123人でした。

週に1回しかサウナを利用しない男性に比べて、週に4~7回サウナを利用するという男性では、認知症になるリスクが66%、アルツハイマー病になるリスクが65%低下していました。

サウナ利用回数が2~3回/週の場合には、認知症のリスクもアルツハイマー病のリスクも下がっていませんでした(22%と20%のリスク低下だったが統計学的に有意ではなかった)。

解説
サウナ浴を好む男性で認知症のリスクが低下する理由はわかっていません。 今後の研究で調べる必要があります。