閲覧以外でのコンテンツの利用をお考えの方は引用・転載をするときのルールをご確認ください。
Copyright (c)2013-2017 最新健康ニュース All Rights Reserved.

良いことばかりを覚えているのは記憶力低下の兆候

(2016年7月) "Learning & Memory" 誌に掲載予定であるカリフォルニア大学アーバイン校の研究によると、高齢者が悪いことや普通のことを覚えておらず良いことだけを覚えているというのは記憶力の衰えの兆候である可能性があります。出典: Selective Retention of Positive Information May Be Marker for Elderly Memory Loss

研究の方法

記憶力が正常な平均年齢75才の高齢者32人(男性11人)に物語を朗読してもらい、20分後および1週間後に物語の詳細を思い出してもらいました。 これに加えて、記憶能力のテストも行いました。

結果

記憶能力テストの成績が悪かった人は、物語の良かった(positive)部分をよく覚えている一方で中立的な部分をあまり覚えていないという傾向が大いにありました。

これに対して記憶能力テストの成績が良かった人は、中立的な部分をよく覚えている代わりに物語の良かった部分をあまり覚えていませんでした。
解説
研究者によると、記憶力が悪くなったのを脳が補おうとして、物語の良い部分ばかりを覚えるようになっている可能性があります。 ただし、この考えは現時点では推測に過ぎません。