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高齢者はテレビ視聴時間を増減すると死亡リスクも増減する(2/2ページ)

運動量と死亡リスク

運動量が多いほど死亡リスクが下がっていました。 そして元々の運動量(*)に関わらず、1回目から2回目のアンケートにかけて運動時間が増えていると死亡リスクが下がり、運動時間が減っていると死亡リスクが増加していました。

例えば、1回目のアンケートの時点で運動時間が1時間未満/週だったのが2回目のアンケートの時点で1~4時間/週に増えていたグループでは、運動時間が一貫して1時間未満/週だったグループに比べて死亡リスクが18%下がっていました。 同様に運動時間が1時間未満/週から4時間超/週へと増えたグループでは死亡リスクが33%下がっていました。
(*) 1週間あたりの中~高強度の運動時間が①1時間未満のグループ、②1~4時間のグループ、③4時間超のグループの3つに分けた。
運動量とテレビ視聴時間と死亡リスク
運動量が多くテレビ視聴時間が短いほど死亡リスクが低いという結果でした。 最も健康的なグループ(*) は不健康なグループ(†) に比べて死亡リスクが40%も低くなっていました。 最も不健康なグループ(‡)は不健康なグループよりも死亡リスクが11%高くなっていました。

(*) 1回目のアンケートから一貫してテレビ視聴時間が3時間未満/日で運動時間が1時間以上/週というグループ。

(†) 1回目のアンケートから一貫してテレビ視聴時間が3時間以上/日で運動時間が1時間未満/週というグループ。

(‡) テレビ視聴時間が3時間未満/日から3時間以上/日に増加し、さらに運動時間が1時間以上/週から1時間未満/週へと減少したグループ。
教育水準とテレビ視聴/運動時間

教育水準が高いと、1日あたりのテレビ視聴時間が短く運動時間が多いという傾向が見られました。 視聴時間が3時間未満のグループでは大学に入学した人の割合が74.8%だったのに対して、視聴時間が5時間超のグループでは57.4%でした。 運動時間についても、1週間あたりの運動時間が4時間以上のグループでは大学に入学した人の割合が73.6%だったのに対して、1時間未満のグループでは58.8%でした。

有病率とテレビ視聴/運動時間
テレビ視聴時間は短いほど、そして運動量は多いほど、冠動脈疾患・神経変性疾患(アルツハイマー病や パーキンソン病)・抑鬱・高血圧・高脂血症・糖尿病の有病率(病歴)が軒並み下がっていました。
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