シフト勤務により認知能力が低下する恐れ

(2016年5月) "Neurobiology of Aging" 誌に掲載されたウプサラ大学(スェーデン)などの研究によると、シフト勤務により認知能力が衰える可能性があります。

研究の方法

7千人ほどのスェーデン人がTMT(Trail Making Test)と呼ばれる認知機能を測定するためのテストを受けた結果を分析しました。

TMTについて
Wikipediaによると、TMTのスコアには視覚的な注意力・処理速度のほか、知的な柔軟性、実行機能などが反映されます。
実行機能とは、計画立案能力・判断力・抽象的思考力・問題解決能力・注意力・感情抑制力などのことです。 「知的な柔軟性」というのは認知的柔軟性のことかもしれません。 認知的柔軟性とは複数の作業間の切り替えを効率的に行う能力のことで、実行機能の1つです。
結果
シフト勤務をしている人はTMTのスコアが低いという結果でした。 ただしシフト勤務をしなくなってから5年が経過するとTMTのスコアが一般的な水準にまで回復していました。