シフト勤務で前立腺ガンのリスクは増加しない

(2015年7月) "Deutsches Arzteblatt International" 誌に掲載されたドイツの研究で、シフト勤務(夜勤など)により前立腺ガンのリスクは増加しないという結果になりました。

研究の内容

この研究ではドイツの化学関連企業の従業員2万8千人ほどの10年分のデータを分析しました。 10年間のうちに340人が前立腺ガンを発症しましたが、シフト勤務のグループと通常勤務のグループとで前立腺ガンの発症率に有意な差はありませんでした。

周辺情報

シフト勤務で働いている人は多く、5~6人に1人程度がシフト勤務です。 乳ガンに関してはシフト勤務でガンのリスクが増加するというデータが豊富ですが、前立腺ガンとシフト勤務の関係について調べた研究は少数です。

その少数の類似研究ではシフト勤務により前立腺ガンのリスクが増加するという結果になっていますが、それらの研究よりも今回の研究の方が大規模(信頼性が高い)です。