1日にも満たない短時間の絶食でも女性は達成感を感じてしまう

(2016年9月) "Frontiers in Nutrition" 誌に掲載されたユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(英国)などの研究によると、1日にも満たない短時間の絶食でも女性は達成感を感じてしまいます。

研究の方法

18~56才(平均年齢25.5才)の健康な女性52人(*)に(たぶん自宅で)、食事を摂らずに(†)18時間を過ごす場合と、普段どおりに食事を摂って18時間を過ごす場合の両方を体験してもらいました。

この2回の18時間のあいだには1週間の空白期間を設けて、一方の18時間がもう一方の18時間に影響しないように取り計らいました。

(*) 白人19人、中国系15人。 BMIは16~31(平均21)。

(†) 水だけは許可された。 水以外は飲み物も禁止。
食事を摂らない18時間に被験者が何かを食べたりしないように、「何かを食べたりしたら尿検査でバレますからね」と脅しておきました。
ただし本当は、尿に含まれるケトンの量から食事したかどうかは正確に判断できないので、この脅しはハッタリです。
結果

18時間の絶食をした後には空腹でイライラが強まってはいましたが、その一方で達成感・プライド・自己コントロール感・報われたという気持ちが強まってもいました。

解説
今回の研究は残念ながら 「短時間の絶食が女性のメンタル・ヘルス改善に有益ですよ」 という話ではなくて(そういう話かと思ってこの研究を記事にしようと思ったのですが)、絶食によって達成感やプライドを感じてしまうのが拒食症の女性が拒食にいそしむモチベーションになってしまっているのではないかという話です。