睡眠時間が短いと「ながら飲食」をしてしまいがち

(2015年12月) 睡眠時間が短いと肥満のリスクが高くなることが知られていますが、"American Journal of Health Promotion" に掲載されたアラバマ大学の研究で、睡眠時間が短い人は何かをしながら飲食するという「ながら飲食」をすることが多いという結果になりました。

研究の方法
21~65才の米国人 28,150人(女性55.8%)のデータを用いて、一次飲食および二次飲食に費やされる時間と睡眠時間との関係を調べました。 データの分析においては、、性別・社会経済的状態(収入・職業・学歴など)・人種などの要因を考慮しました。

米国農務省の説明によると、一次飲食(primary eating/drinking)とは、飲食が主たる活動となる飲食のことです。 つまり、昼食や夕食などの食事や、喉が渇いたので飲み物を飲むというのが一次飲食にあたります。

これに対して二次飲食(secondary eating/drinking)とは、テレビを観るなどしながら副次的な行為として行われる飲食、つまり「ながら飲食」のことです。 お腹が空いたり喉が渇いたりしているわけではないけれども、テレビを観ながらなんとなくジュースを飲むとかお菓子を食べるなどが二次飲食にあたります。
結果

睡眠時間が普通(7~8時間)のグループに比べて、睡眠時間が7時間未満のグループでは二次的に何かを食べている時間が1日あたり8.7分、そして二次的に何かを飲んでいる時間が平日には28.6分および週末には31.3分ほど多くなっていました。

研究者によると、今回の結果は睡眠時間が短い人に肥満が多い理由の説明につながるかもしれません。