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SIDS(ゆりかご死)の発生に内耳の損傷や二酸化炭素の濃度が関与?

(2016年10月) "Neuroscience" 誌に掲載された Seattle Children’s Research Institute(米国)の研究によると、SIDS(ゆりかご死)の発生に内耳の損傷や室内の二酸化炭素の濃度が関係している可能性があります。

研究の方法

マウス実験を行って、内耳に損傷がある場合と無い場合とで低酸素状態と二酸化炭素濃度の増加という組み合わせの影響がどのように異なるかを調べました。

結果

二酸化炭素の濃度が高い場合または内耳に損傷がある場合には、睡眠中に安全な場所や新鮮な空気を求めて移動しませんでした。

SIDSとは

SIDSとは、乳児が突然死んでしまい、死後の調査でもその理由が不明であるというケースのことを指します。 "SIDS" という言葉は、英語の "Sudden Infant Death Syndrome(乳幼児突然死症候群)" の略語です。

SIDSは睡眠中の乳児で起こり易くなります。 寝かしつけた後で、苦しんだ様子もなく死んでいるのに気が付くというのが典型的です。

SIDSは米国では生後12ヶ月までの乳児の死因としてトップで、毎年2千人ほどがSIDSで亡くなっています。