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乳幼児突然死症候群(SIDS)を防止するための注意事項

(2013年2月) 米国小児科学会によると、乳幼児突然死症候群(SIDS)を防止するためには赤ちゃんを仰向けに寝かせることが大事です。 親と乳児が同じ寝床で眠るのも避けるべきです。

また、窒息を避けるため、敷布団には柔らか過ぎないものを使用し、毛布・枕・ぬいぐるみなどをベビーベッドの中に入れないようにします。 赤ちゃんが頭をぶつけても痛くないようにするために、ベッドの囲いに綿などを詰めて柔らかくしているベビーベッドがありますが、こういうのも窒息の原因になります。

乳児といっしょに寝るべきか否か

生後3ヶ月までの子供と同じ寝床で眠るべきかどうかについては、現在のところ各国の当局によって判断が異なっており、米国やオランダでは別々に寝るべきだとされていますが、英国では喫煙者など特定の場合を除いて同じ寝床で眠ることを推奨しています。

しかし、英国の研究によると、喫煙・飲酒・薬物とは無縁の親であっても(*)、生後3ヶ月未満の乳児と同じ寝床で寝ると、同じ部屋で別々の寝床で寝る場合に比べてSIDSのリスクが5倍になります。
(*) 親が喫煙者である場合または母親に飲酒または薬物使用の習慣がある場合には、SIDSのリスクが増加します。

その他のアドバイス

この研究グループは他にも次のようにアドバイスしています:

  • 他にリスク要因がない3ヶ月未満児の場合には、親と別々の寝床で寝ることでSIDSの81%を防止できる。
  • SIDSのリスクが最大に達するのは生後7~10週間の頃で、それ以降は子供が大きくなるにつれてSIDSのリスクは減っていく。
  • 夜間にあやしたり授乳したりする必要があるときには、親の寝床に赤ちゃんを連れてきても良い。 ただし、その後は、また赤ちゃんを専用の寝床に寝かせること。

SIDSとは

SIDSとは、乳児が突然死んでしまい、死後の調査でもその理由が不明であるというケースのことを指します。 "SIDS" という言葉は、乳幼児突然死症候群の英語である "Sudden Infant Death Syndrome" の頭語です。

SIDSは睡眠中の乳児で起こり易くなります。 寝かしつけた後で、苦しんだ様子もなく死んでいるのに気が付くというのが典型的です。

SIDSは米国では生後12ヶ月までの乳児の死因としてトップで、毎年2千人ほどがSIDSで亡くなっています。