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単純炭水化物と複合炭水化物

炭水化物(糖)は、単純炭水化物(simple carbohydrate)と複合炭水化物(complex carbohydrate)に大別されます。
炭水化物(carbohydrate)=糖(saccharide)です。 「糖」というと甘いものというイメージがありますが、すべての糖が甘いわけではありません。

単純炭水化物に分類されるのはグルコース(ブドウ糖)やフルクトース(果糖)、ガラクトースなどの単糖(monosaccharide)と、ラクトース(乳糖)やショ糖(いわゆる普通の砂糖)などの二糖(disaccharide)です。

一方、複合炭水化物に分類されるのはオリゴ糖(oligosaccharide)と多糖(polysaccharide)です。 アミロースなどのデンプンと、セルロースなどの食物繊維が多糖です。 オリゴ糖は自然にはあまり存在しないそうです。
二糖は単糖が2つ結合したもので、多糖は単糖が10以上結合したもの。 オリゴ糖は定義が未だ確定していませんが、単糖が2~10程度結合したものだとされています。
まとめ

上記をまとめると次のようになります:

  • 単純炭水化物=単糖+二糖
  • 複合炭水化物=オリゴ糖+多糖(デンプン+食物繊維)

大雑把に言えば、主食(米や、パン、イモ類など)が複合炭水化物で、砂糖やハチミツなどの甘い物(いわゆる一般的な意味での「糖分」)が単純炭水化物だということになります。

単純炭水化物=糖類
「糖質」や「糖類」という言葉も耳にしますが、「単純/複合炭水化物」という言葉とどのような関係にあるのでしょうか?
単純/複合炭水化物というのが米国の分類法で、糖質/糖類というのが日本の分類法なのでしょうか。

アサヒ飲料のサイト(ページの真ん中あたり)に、炭水化物と、糖質、糖類の違いがわかりやすく図解されていますが、この図における「糖類」の内容が単純炭水化物の内容(単糖+二糖)と同じなので、単純炭水化物=糖類という認識で良さそうです。

一方、複合炭水化物については、「糖質」という言葉に置き換えることは出来そうにありません。 「糖質」 には糖類が含まれますが、複合炭水化物には単純炭水化物が含まれないためです(「糖質」と「糖類」が包含の関係にあるのに対して、「複合炭水化物」と「単純炭水化物」は二分の関係にある)。