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座って過ごす時間と鬱の関係②

座って行う行動の内容によって鬱のリスクが異なる?

(2014年9月) "British Journal of Sports Medicine" に掲載された青島大学のメタ分析では、同じように座って過ごす時間が長いのでも、PC やインターネットをして過ごすよりも、テレビを観て過ごす人の方が鬱症状が出るリスクが少ないという結果になっています。

研究の方法

この研究では、座って行う活動と鬱との関係について調べた24の観察研究(オーストラリア2つ、アジア4つ、米国7つ、欧州11)のデータを分析しました。 データに含まれていた人数は合計で 193,166人。

結果

座って過ごす時間が最も長いグループでは、最も短いグループに比べて鬱のリスクが25%増加していました。 さらに、同じように座って過ごすのであっても、テレビを観て過ごすという場合の鬱リスクの増加度が13%であったのに対して、PC やインターネットをして過ごすという場合には22%でした。

解説

分析対象となった24の研究の大部分は、座る時間が長くなる原因となるような疾患の有無などの要因を考慮していましたが、あらゆる要因を考慮できてはいない可能性があります。

また、座る時間が長い人に鬱が多いのではなく鬱の人が座る時間が長くなるという可能性もあります。