朝食を抜いた分だけ1日の摂取カロリーが減る②

(2014年6月) 2013年に朝食を抜いた分だけ1日の摂取カロリーが減るという結果になった研究が発表されていますが、"American Journal of Clinical Nutrition" に掲載された英国の研究でも、同様の結果(朝食を抜いた分を午後のオヤツで埋め合わせしたりしない)になっています。

研究の内容

この研究では、21~60才の男女を朝食グループ(午前11時までに700kcal以上の朝ごはんを食べる)と不朝食グループ(昼の12時までカロリーを一切摂らない)という2つのグループに分けて6週間を過ごしてもらいました。

その結果、不朝食グループでは1日の摂取カロリーが朝食グループより20%も少なくなっていました。 朝食を食べないことによる心臓や血管への悪影響は見られませんでしたが、血糖コントロールに関しては、不朝食グループでは午後から晩にかけてのコントロールが朝食グループに比べて甘くなっていました。

研究者のコメント
研究者は次のように述べています:

「朝食が1日の食事のなかで最も大切であるという認識が世間的に広まっていますが、朝食が健康に影響するのかどうか、影響するとしてどのように影響するのかに関する研究はなされていません。

朝食を毎日食べる人のほうがスリムで健康的であるのは事実ですが、こういう人はえてして朝食以外の生活習慣においても健康的なのです」
別の研究者は次のように述べています:
「今回の研究では『朝食は代謝を始動してくれるのでダイエットに有効だ』という考えは裏付けられませんでした。 朝食グループと不朝食グループのいずれにおいても、6週間の最初から最後まで、安静時代謝率は11kcal以内で安定していました」