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睡眠時間が短いほど高血圧と死亡リスクとの関係が強まる

(2017年3月) "Journal of Hypertension" に掲載されたペンシルバニア州立大学の研究で、睡眠時間が短いほど高血圧と死亡リスクとの関係が強まるという結果になりました。

研究の方法

平均年齢49才の男女 1,741人の睡眠時間を睡眠ポリグラフを用いて客観的に調べたのち、15年間超にわたり生存状況を追跡調査しました。

そうして得たデータを用いて、高血圧と睡眠時間と死亡リスクの関係を分析しました。 データの分析においては、死亡リスクに影響する複数の要因を考慮しました。

収縮期(最高)血圧が140mmHg以上で拡張期(最低)血圧が90mmHg以上の場合、または降圧剤を服用している場合を高血圧であるとみなしました。

結果

高血圧ではないグループと比べたときの高血圧を抱えているグループの死亡リスク(オッズ比)が、睡眠時間が6時間以上の場合には1.77倍だったのに対して、睡眠時間が5~6時間の場合には2.78倍、そして睡眠時間が5時間以下の場合には3.93倍でした。

研究チームによると、高血圧の人で睡眠時間が短いというのは中枢自律神経障害の表れかもしれません。