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睡眠時の明るさが5ルクス以上で抑鬱のリスクが増加

(2017年10月) "American Journal of Epidemiology" に掲載された奈良県立医科大学研究によると、ささやかであっても夜に照明を付けて眠る習慣があると抑鬱が生じやすくなるかもしれません。

研究の方法

鬱症状が生じていない平均年齢71.5才の高齢者863人を対象に、夜に眠るときの寝室の明るさを調べ、その約2年後に鬱症状の有無を調査しました。

結果

2年間のうちに73人に鬱症状が生じていました。

就寝時の寝室の明るさが5ルクス(*)未満であったグループ(710人)に比べて5ルクス以上であったグループ(153人)は、鬱症状が生じるリスクが89%増加していました。 高血圧・糖尿病・睡眠状況なども考慮すると、この数字は72%となりました。

(*) 大阪市立科学館によると、市民薄明(いちばん明るい星が見えなくなる程度の空の明るさ)が5ルクスです。 探偵東京G8リサーチによると、街灯が備え付けられている住宅街の道路の明るさが1~5ルクスです。

これまでの研究で、睡眠時間中の明るさが5ルクスであっても抑鬱のリスクが増加することが示されています。