男性は睡眠時間が長すぎても短すぎても糖尿病のリスクが増加。 女性はそうでもない

(2016年6月) "Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism" に掲載されたオランダの研究によると、男性は睡眠時間が長すぎても短すぎても糖尿病になるリスクが増加します。出典: Both Limited and Excess Sleep May Raise Diabetes Risk in Men
過去50年のうちに平均睡眠時間は1.5~2時間ほど減っています。 そして、過去50年で糖尿病の罹患率は2倍に増加しています。
研究の方法

欧州14ヶ国から選出された30~60才の男女788人から得たデータ(睡眠時間やインスリン感受性など)を分析しました。

結果
男性

男性の場合、睡眠時間が最も長いグループと最も短いグループは、睡眠時間が平均的(7時間ほど)のグループに比べて、インスリン感受性が低く血糖値が高くなっていました。

女性
女性では逆に、睡眠時間が平均よりも長いグループや短いグループのほうがインスリン感受性とベータ細胞(*)の機能が良好でした。 したがって女性では、睡眠時間が不足しても糖尿病のリスクは増えない可能性があります。
(*) インスリンを作り出す膵臓の細胞。