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スマホの使用時間が長いと夜にぐっすり眠れない

(2016年11月) "Plos One" に掲載されたカリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究によると、スマートホン(以下「スマホ」)の使用時間が長いと睡眠の質が低下します。 睡眠の質が低いと肥満・糖尿病・抑鬱のリスクが増加するというデータがあります。

研究の方法

米国に住む成人男女653人のスマホにスマホの画面が使用された時間を測定するアプリをインストールし、30日間にわたってデータを取りました。 そしてそのデータを、653人の睡眠時間と睡眠の質を調べた結果と照らし合わせました。

結果

30日間におけるスマホ画面の使用時間は平均で38.4時間でした。 1日あたり1時間超という計算になります。

そしてスマホ画面の使用時間が長い人は、睡眠の質が低く睡眠時間も少ない傾向にありました。 スマホの睡眠への影響は、就寝時間の間際にスマホを使用した場合に顕著でした。
夜間にスマホなどの電子機器が発するブルーライトを目にするとメラトニンという睡眠に関与するホルモンの生産量が減ってしまって、睡眠時間が減ったり睡眠の質が低下したりすることが知られています。
睡眠の質とは?
睡眠の質の測定には、 Pittsburg Sleep Quality Index(PSQI)と呼ばれるアンケートを用いました。 PSQIの質問項目は次のようなものです:
  • 就寝時間と起床時間。
  • 布団に入ってからすぐに寝付けるか?
  • 夜中に目覚めてしまうか?
  • 快適に眠れるか? (暑さ・寒さ・痛み・咳の有無)
  • 嫌な夢を見たりしないか?
  • 無気力や昼間の眠気が生じていないか?
  • ぐっすり眠れているという感覚はあるか?