喫煙による白内障リスクの増加が禁煙によって半減

(2014年1月) 喫煙によって白内障のリスクが増加しますが、"JAMA Ophthalmology" に掲載されたスェーデンの研究によると喫煙によるリスク増加分は禁煙によって半減すると考えられます。 白内障とは眼のレンズが曇ってゆくという病気で、視覚障害の原因になります。

この研究で、45~79才のスェーデン人男性の白内障のケース 5,700件を調査した結果、1日あたりの喫煙本数が15本を超える男性では白内障の手術(眼球に針を突き刺す恐ろしい手術のようです)が必要となるリスクが、喫煙経験の無い男性に比べて42%増加していました。

ただし、1日平均15本を吸っていても、その後20年間を超えて禁煙を続けた人では、白内障の手術が必要となるリスクの増加は21%(喫煙経験の無い男性に比べて)に留まっていました。

研究者は次のように述べています:
「禁煙によって白内障のリスクが減少するとはいえ、禁煙してからも数十年間は(喫煙歴の無い人に比べて)リスクが高いままです。 喫煙は白内障以外の眼の病気の原因にもなります。 タバコを吸い始める人を抑制し、喫煙者の禁煙を促進するための(社会的な)施策が望まれます」