懐妊時に父親に喫煙習慣があると生まれた子供の喘息のリスクが増加

(2014年9月) "European Respiratory Society International Congress" で発表されたバージェン大学(ノルウェー)の研究によると、母親が懐妊する前の時点で父親に喫煙習慣があった子供で喘息のリスクが増加する可能性があります。

この研究では、1万3千人以上の男女を対象に喫煙習慣に関するアンケートを実施して、母親または父親の妊娠前における喫煙習慣と子供の喘息リスクとの関係を調べました。 アンケート項目は、懐妊前の喫煙歴の長さや、子供が喘息かどうか、懐妊前に禁煙していたかどうかなどでした。

アンケート結果を分析したところ、母親の懐妊前に父親に喫煙習慣があったという子供では、非アレルギー性の喘息(花粉症を伴わない)のリスクが有意に増加していました。 この喘息のリスクは父親が15才未満のときからタバコを吸っている場合に増加し、父親の喫煙歴の長さに応じて増大していました。

母親に関しては、懐妊前の喫煙習慣と子供の喘息リスクとのあいだに関係性は見られませんでした。

研究者は、喫煙だけでなく大気汚染でも同じように喘息リスクの増加している可能性があると述べています。