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喫煙が子宮外妊娠の原因に

(2012年7月) 喫煙が胎児に悪影響をもたらすことは以前から知られていましたが、欧州ヒト生殖胎生学会で発表された英国での研究によると、喫煙により子宮外妊娠のリスクも増加します。

子宮外妊娠について

卵子は、卵管を通って卵巣から子宮に移動しますが、卵子が卵管に存在している間に受精してしまうと子宮外妊娠が起こります。 子宮外妊娠の起こる確率は2%。 早期に発見および処置(外科手術または薬の注入)がなされないと、母体に生命の危険があります。

今回の発見

タバコの煙に含まれるニコチンが分解されるとコチニンという物質が生じますが、今回の研究では、このコチニンがBADと呼ばれる遺伝子に作用して、卵管の状態を子宮で着床が行われるときの様にしてしまうことが明らかになりました。 卵管を着床前の子宮と勘違いした卵子が卵管に着床してしまうというわけです。
ついでながら、喫煙者女性は、卵管の表面もデコボコになっていました。

アドバイス

今回のこの研究から言えるのは次の二点です: 1. タバコは吸わない方が良い、2. タバコをやめない場合にも、喫煙者であることを医師に伝えておくと(喫煙者だと伝えたときに喫煙を止めるように強く勧められると思いますが)子宮外妊娠の早期発見に役立つ。