(ドイツ)喫煙が原因で老人が賃貸住宅を追い出される見込み

(2014年6月) ドイツで、75才の高齢者(Friedhelm Adolfs さん)が喫煙が原因で賃貸住宅を追い出されそうになっています。

Adolfs さんは、近隣住民によるタバコの煙に対する苦情に基づく裁判で敗訴した後に、上訴していたのですが上訴審でも判決はくつがえりませんでした。

Adolfs さんは、さらに連邦裁晩所に上訴することが出来ますが、このままでは40年間住んでいたアパートを今年の末までに出て行かなくてはなりません。

地方裁判所の判決によると、借家人の喫煙自体は立ち退きを要求する根拠となりませんが、問題はタバコの煙が共同住宅の共用部分にまで漏れ出すのを、Adolfs さんが部屋の換気や灰皿の掃除などによって防ぐ努力を怠ったという点です。 家主の女性は、2012年に数回にわたって Adolfs さんに注意をしていました。

灰皿に積み重なったタバコの吸殻なんて、喫煙の被害には普通はさほど影響がなさそうですが、それが問題になっていることからも相当にひどい有様だったことが窺い知れます。 近隣住民の迷惑も相当なものなのでしょうが、75才のおじいさんを住み慣れた場所から追い出すのは可哀想ですね。