喫煙習慣がある前立腺ガンの患者は死亡リスクが高い

(2018年5月) "Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention" 誌に掲載された米国ガン協会などの研究で、喫煙習慣がある前立腺ガンの患者は死亡リスクが高いという結果になりました。
Ted Gansler et al. "Smoking and Prostate Cancer-Specific Mortality after Diagnosis in a Large Prospective Cohort"

研究の方法

非転移性の前立腺ガンと診断された男性たち(前立腺ガンの件数は1万件弱)を対象に、1992~1993年から 2014年末まで喫煙習慣に関するアンケート調査を実施しつつ生存状況を追跡調査しました。

喫煙習慣に関するアンケート調査は、追跡開始の時点に1回および 1997年に1回実施し、それ以降は2年に1回のペースで実施しました。

結果

追跡期間中に554人が前立腺ガンで死亡しました。

前立腺ガンのステージやグリソン・スコア(前立腺ガンの悪性度)などを考慮した分析で、前立腺ガンと診断された後に喫煙習慣がある男性は喫煙歴がない男性に比べて、前立腺ガンで死亡するリスクが71%高いという結果でした。

前立腺ガンと診断される20年以上前から禁煙していた男性でも、喫煙歴がない男性に比べると29%の前立腺ガン死亡リスク増加でした。