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喫煙により前立腺ガン再発リスクが増加; 10年以上の禁煙でリスク低下

(2015年3月) スペインで開催中の European Association of Urology で発表予定である University Hospital Basel(スイス)などの研究で、喫煙者では前立腺ガンが再発するリスクが2倍に増加するという結果になっています。

研究の方法

この研究では、前立腺ガンのために前立腺除去手術を受けた患者 7,200人近くの喫煙習慣を調べた後約2年半にわたる追跡調査を行いました。

7,200人のうち現在喫煙習慣があるグループと、過去に喫煙していたグループ、喫煙歴が無いグループの割合はいずれもほぼ1/3ずつでした。

結果
現在喫煙習慣があるグループの人たちと、過去に喫煙していたグループのうち禁煙から10年が経っていない人たちでは、追跡期間中に前立腺ガンが再発するリスクが喫煙歴が無いグループに比べて約2倍に増加していました。
10年以内に前立腺ガンが再発する絶対リスクは30%ほどです。
禁煙による前立腺ガンのリスク低下の効果が表れるまでに10年超の時間が要求されることから、研究者は前立腺ガン患者が直ちに禁煙することを推奨しています。
喫煙が前立腺ガンに悪影響」によると、喫煙によって前立腺ガンの再発リスクだけでなく、死亡リスクやガン治療による副作用のリスクも増加します。