運動にマッサージと同程度の筋肉痛緩和効果

(2013年4月) デンマークでおこなわれた研究によると、筋肉痛に対してマッサージと同程度に運動が有効です。

この研究では20人の女性にまず、僧帽筋(肩と首のあいだの筋肉)を鍛えるトレーニング・マシンを使用して筋肉痛になってもらいました。

トレーニング・マシンを使用してから2日後、しっかりと筋肉痛になった女性たちに、筋肉痛の度合いを10点満点で回答してもらいました。 この時点での平均点は5点でした。

そして、女性たちの一方の肩に10分間マッサージを施し、もう一方の肩では10分間の運動をしてもらいました。 この際の運動は片側の肩だけなので、トレーニング・マシンではなくエクササイズ・チューブ(抵抗を伴って伸びるゴム製のチューブ)を使いました。

その結果、筋肉痛に対して何もしない場合と比べて、運動でもマッサージと同程度の筋肉痛緩和効果がありました。 マッサージで減少した痛みが0.7点だったのに対して、運動では0.8点減少しました。

マッサージや運動で筋肉痛が軽減されるメカニズムは不明ですが、マッサージや運動に体組織のダメージに関与する代謝副産物を掃除する作用があるのだと考えられます。

研究者は、筋肉痛軽減のための運動として、ウォーミングアップ的な軽い運動を行うことを勧めています。 運動による筋肉痛軽減効果は一時的でしかなく、劇的なものでもありませんが、マッサージと違って専門のマッサージ師は不要です。