筋力トレーニング時のタンパク源として大豆は逆効果?

(2015年5月) "Clinical Nutrition" 誌に掲載された南オーストラリア大学の研究によると、筋力トレーニングの筋力増強効果を増すためにタンパク質の摂取量を増やすときには、大豆プロテインを避けるのが良いかもしれません。

研究の方法

この研究では、中年の男女(人数不明)に筋力トレーニング・プログラムに参加しつつ様々な種類のタンパク質を量を変えて摂取してもらって、摂取するタンパク質の量と質によって筋肉の増加がどのように異なるかを調べました。

結果

いずれのグループでも筋力が増加していましたが、普段の食事に加えて大豆食品で余分にタンパク質を摂っていたグループは、普段の食事だけのグループや乳製品で余分にタンパク質を摂るグループに比べて筋力があまり増えていませんでした。

研究者は次のように述べています:
「筋力トレーニングと併用する栄養補助食品として乳製品や肉などの上質のタンパク源を選択し、大豆食品を避けるようにすると、筋力トレーニングの効果が十分に得られるでしょう」
考えられる理由

このような結果になった理由は不明ですが、大豆食品に含まれているイソフラボンにはエストロゲン(女性ホルモン)のような作用があるので、そのために筋力トレーニングの直後に放出されるテストステロン(男性ホルモン)の筋肉増強効果が損なわれている可能性があります。

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この研究には「Dairy Health and Nutrition Consortium」(リンク切れのためリンク除去)という乳製品メーカーの業界団体が資金を提供しています。