高速道路の制限速度を引き上げると死亡事故が増加する

(2016年4月) 日本の一部の高速道路で最高速度が120kmに引き上げられることがニュースになっていますが、Insurance Institute for Highway Safety(米国)が行った研究で、道路の制限速度を時速5マイル(約8km)上げると、交通事故による死亡率が4%増加するという結果になっています。

この研究は米国の41の州の 1993~2013年における制限速度の緩和と交通事故死亡率との関係を調べたもので、高速道路に限ると時速5マイルの制限速度緩和による死亡率の増加は8%でした。

20年間における引き上げ幅
1993年の時点では米国のほぼ全ての州で時速65マイル(約104km)だった高速道路の制限速度が、2013年までに大部分の州で時速70~75マイル(約113~120km)に引き上げられています(75マイルは西部の州に多い)。