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スパイスもアレルギーの原因に

スパイスにもアレルギーがあるのをご存知でしょうか? 米国で行われた研究によると世界の人口の3%がスパイス・アレルギーだそうです。

シナモンやガーリック、コショウ、バニラなどの香辛料は、食べ物だけでなく香水や化粧品、歯磨き粉にも用いられていることがあります。 そのため、男性よりも女性のほうがスパイス・アレルギーになりやすいそうです。

アレルギーの症状は、クシャミなど軽微なものからアナフィラキシーのように命に関わるものまで様々です。

スパイスについては皮膚や血液で行うアレルギー・テストに信頼度の高いものがないため、スパイス・アレルギーが見過ごされてしまう可能性も少なくありません。

食事に含まれるスパイス

研究者は、スパイス・アレルギーを疑ったほうが良いケースとして、アレルギーの出る食事に共通点が無い場合や、自炊した食事ではアレルギーが出ないのに、スーパーなどで買ってきた食事ではアレルギーが出る場合を挙げています。

加熱によってアレルゲンが減少するスパイスもありますが、逆にアレルゲンが増えるスパイスもあるので要注意です。

ブレンドのスパイスは名称と内容が異なることがあります。 専門家は次のように注意を促しています(注意を喚起というよりは豆知識ですが)。
  • 五香粉(うーしゃんふぇん、Five-Spice blend)に含まれる香辛料は5種類ではない。Wikipedia によれば、"開高健によれば「五」とは「多い」「複雑」などの意味" だそうです。
  • オール・スパイスは実は1種類の香辛料。 Wikiによれば、"シナモン・クローブ・ナツメグの3つの香りを併せ持つといわれることから" この名前がついた。
  • 同じブレンド名でも、メーカーによって内容が違う。
  • したがって、カレー粉とひとくちに言っても、使われている香辛料はメーカーによって異なる。
化粧品に用いられるスパイスの表示

米国では製品に使用されているスパイスの表示が義務付けられていないそうですが、日本ではどうなんでしょうか?

調べてみると、化粧品では製品に含まれている全成分の表示が義務付けられているけれど、医薬部外品では表示指定成分の表示だけが義務付けられているそうです。(Pola

歯磨き粉やシャンプーなども基本的には化粧品に含まれるけれど、薬用歯磨き粉など特殊な効能を謳っているものは医薬部外品であることが多いようです。

つまり、歯磨き粉やシャンプーなどの購入時にアレルギー原因物質の有無を確認する場合には、「医薬部外品」という表示が重要になるわけですね。

「医薬部外品」という表示がなくて、表示されている成分のところにもアレルギーの原因となるものが含まれていなければ問題ないけれど、「医薬部外品」と表示されていれば、アレルギーの原因となる表示されていない成分が含まれているかもしれないので要注意。

スパイスにはフタル酸エステルという化学物質が...
香辛料からは、男性不妊症の原因となったり、小児喘息のリスクを増加させたりするフタル酸エステルが検出されています。 香辛料が加工回数の多い食品であるためだそうです。(参考記事: 「有害な化学物質を避けるために出来ること」)