スポーツをする習慣がある男性高齢者には骨折が少ない

(2018年4月) "Archives of Osteoporosis" に掲載されたディーキン大学(オーストラリア) などの研究で、スポーツをする習慣がある男性高齢者には骨折が少ないという結果になりました。
Kara L. Holloway-Kew et al. "Sports participation and fracture in older Australian men"

研究の方法

オーストラリアに住む60才以上の男性656人のスポーツ習慣を調べたのち中央値で6.6年間にわたり骨折の発生状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に82人(12.5%)が少なくとも1回以上骨折しました。

スポーツをする習慣がある男性は(スポーツ習慣がない男性に比べて)骨折のリスク(オッズ比)が48%低下していました。 骨粗鬆症による骨折が多い手首・上腕近位(肩に近い部分)・脊椎・股関節の骨折に限った分析でも同じような結果(52%のリスク低下)でした。

解説

スポーツによる荷重で骨が強くなるために骨折のリスクが減るのかもしれません。 スポーツで筋力やバランス力が鍛えられて転倒のリスクが減るという可能性も考えられます。