エレベーターの代わりに階段を利用するだけで脳を若々しく保てる

(2016年3月) "Neurobiology of Aging" 誌に掲載されたコンコルディア大学(カナダ)の研究によると、エレベーターやエスカレーターの代わりに階段を利用するようにするだけで脳を若々しく保てるかもしれません。

研究の方法

MRIという機械を用いて、19~79才の健康な男女331人の脳の灰白質の容積を測定しました。 灰白質の容積は老化により減少するため、脳の老化の指標として用いられます。

そして、この人たちの階段利用量および学歴を灰白質の容積と照らし合わせました。

結果

階段を利用することが多いほど、そして学歴が高いほど脳が「若い」という結果でした。 1日に階段を上る量が1階分増えるごとに脳が0.58才分若く、学歴が1年多いごとに脳が0.95才分若かったのです。

コメント
研究者は次のように述べています:
「『健康のために階段を利用しましょう』 ということは既にあちこちで言われていますが、今回の研究では高齢者の場合にも階段の利用によって脳が若々しく保たれることが示されました」