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糖質に対する味覚的な鋭敏さによってウェスト・サイズに相当な差がつく

(2017年10月) "Journal of Nutrition" に掲載されたディーキン大学の研究で、味覚的に糖質(*)を敏感な人は糖質とカロリーの摂取量が多くウェスト・サイズが太いという結果になりました。 ウェスト・サイズは腹部に付いている脂肪の量の目安です。 腹部の脂肪は身体の他の部位に付く脂肪に比べて、ガンや心臓病のリスク要因になりやすいと考えられています。
(*) 今回の記事においては「糖類を除く糖質」。 近年の研究で、単純炭水化物(糖類)に対する味覚と複合炭水化物(糖質-糖類+食物繊維)に対する味覚が別物であることが示されている。

研究の方法

34人の成人男女を調査して、および糖質(モルトデキストリンとフラクトオリゴ糖の2種類)に対する味覚的な鋭敏さと食生活や太り具合との関係を調べました。

結果

糖質に対して味覚的に鋭敏なグループは鋭敏でないグループに比べて、①カロリー摂取量が多く、②カロリー摂取量に糖質が占める割合が大きく、③ウェスト・サイズも大きいという結果でした。

糖質に対して味覚的に鋭敏なグループ

  • カロリー摂取量: 7,968~8,954キロジュール/日
  • 糖質摂取量: 総摂取カロリーの29.1~29.8%
  • ウェスト・サイズ: 88.2~91.4cm

糖質に対して味覚的に鋭敏でないグループ

  • カロリー摂取量: 6,693~7,747キロジュール/日
  • 糖質摂取量: 総摂取カロリーの20.9~22.2%
  • ウェスト・サイズ: 75.5~80.5cm
糖質に対して鋭敏な味覚を備えている人は糖質を美味しく食べられるのでしょう。