〔記事リスト〕 スタチンの副効果

目次
  1. スタチンの副作用
  2. スタチンの副効果
  3. 否定された副効果
スタチンは白内障の原因になるどころか白内障を予防する 上記の研究とは逆にスタチンに白内障予防効果があるという結果。 スタチンによる白内障予防効果は若い人ほど顕著で、40代では50%の減少であったのに対して70代の人では10%のリスク減少。 スタチンの服用歴が長いほどスタチンの白内障予防効果が向上していた。
コレステロール低下薬のスタチンにアンチエイジング効果 スタチンを投与されたグループではテロメラーゼが活性化して、テロメアの短縮が鈍化していた。 テロメアとは染色体の末端部分のことで、加齢の指標として用いられる。
高用量のスタチンが認知症(非血管性)の予防に有効 スタチンを服用している人では、若年性および老年性の非血管性認知症と診断されるリスクが、服用量に応じて30%~58%ほど減っていた。 ただし、ロバスタチンに限っては逆に認知症のリスクが増加していた。
アンドロゲン除去療法とスタチンの併用で前立腺ガンの進行が鈍化? 前立腺ガンの進行状況を5.8年にわたって追跡調査した結果、アンドロゲン除去療法によってガンが進行することなく生存していた期間が、スタチン服用者では27.5ヶ月だったのに対して、被服用者では17ヶ月だった。
コレステロール低下薬「スタチン」に前立腺ガン再発予防の効果 前立腺ガンの手術後になってからスタチンの服用を始めたグループでは、スタチンを服用しなかったグループに比べて前立腺ガンの再発リスクが36%減少した。 ただし、黒人ではこのような効果は見られなかった。
スタチンで肺ガンの死亡率がわずかに低下する可能性 特に親油性のスタチン(シンバスタチンなど)を使用している/していた患者で肺ガンによる死亡率が僅かに下がっていた。
高コレステロールと診断されたガン患者のほうが生存率が高い 高コレステロールと診断されてスタチンなどのコレステロール低下薬を服用するのが理由かもしれない。
スタチンでバレット食道のリスクが低下 スタチンを服用している人では、バレット食道になるリスクが43%低下していた。 リスクの低下幅は、肥満者や、胃食道逆流疾患の症状が頻繁に起きる人、スタチン服用歴が3年以上の人で大きかった。 試験に用いられたスタチンの種類は大部分がシンバスタチン。
スタチンに風邪による喘息の悪化を抑制する効果? 喘息患者から採取した白血球を用いた実験において、スタチンで処理した白血球では風邪のウイルスに反応して分泌される炎症性タンパク質の量が減少していた。 したがって、スタチンによって風邪を原因とする喘息悪化を抑制できる可能性がある。
スタチンを喘息の吸入療法に使える可能性 マウスにスタチンを吸入させるという実験で、スタチンがきちんと肺に届いて効果を発揮することが確認された。