夜更かしして勉強するのは逆効果

(2012年8月) "Child Development" 誌に掲載されたカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究で、普段よりも夜更かしして勉強するのは効率が悪く成績アップにつながらないという結果になりました。

研究の方法

この研究では、睡眠時間を犠牲にして勉強する習慣のある学生535名の学業成績を検査しました。 学生たちの人種・家庭の経済力・成績は様々でした。 各学生に、中学三年、高校一年、そして高校三年のそれぞれの時点で2週間のあいだ、勉強量と睡眠時間、そして翌日の授業の理解度・テストの成績・宿題の出来具合などをチェックリストで報告してもらいました。

結果

その結果、夜更かしによって翌日の授業の理解度だけではなくテストの成績や宿題の出来具合まで悪化していました。

解説

今回の研究に関与していない研究者によると、新しい情報を記憶し、学習内容を自分のものにするうえで睡眠の質と量が重要であるという結果が出ている研究が複数あります。 睡眠時間が少な過ぎる学生は勉強したことを頭の中で処理する時間が足りないというのです。

研究者は次のようにアドバイスしています:
「睡眠時間を削って勉強するよりも、学校の授業中に集中して勉強したり、睡眠以外の(大人にとっては)どうでもいい事に費やす時間を削って勉強すべきです」