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健康な人でも長時間の激しい運動の後には心臓の機能が低下する

(2015年3月) "Heart Rhythm Society Annual Scientific Sessions" で発表される予定のアデレード大学(オーストラリア)のレビューで、健康な人であっても90分を超えて激しい運動を続けると、運動後に心臓の右心室の機能が低下することが明らかになりました。

今回の発見は、アスリートの心臓の長期的な健康に関与する可能性があるほか、ランニングや、自転車、トライアスロンなどの持久運動をする人で不整脈のリスクが増加する理由に関わっている可能性もあります。

レビューの概要

ランニングや、自転車、トライアスロンなどの持久運動を行う人たちを調査した複数の研究のデータを分析しました。 データには、プロまたはアマチュアのアスリート300人超(28~55才)が含まれていました。

研究者は次のように述べています:
「レビューで調べた全ての研究を通じて結果は一致していました。 長時間にわたる激しい運動によって、右心室の機能が測定可能な程度に低下していたのです。 左心室ではそのような機能低下は見られませんでした」
解説

持久運動をした後に右心室の機能が低下する理由は今回のレビューでは不明ですが、運動中に右心室にかかる負荷が比較的大きいのが原因かもしれません。

右心室の機能低下は短期間のうちに完全に回復するようですが、回復に要する具体的な時間は今後の研究で確認する必要があります。 右心室の機能低下がもたらす副次的な悪影響が存在するのかどうかも今後の研究課題です。